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■■ 社会人20年目 ■
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転職して早3年。膨大なローン返済が困難になってきた今日この頃、タバコ銭の捻出にも事欠く毎日。そんなこんなで同価格なら長い100sサイズを選んでしまったつい先日。タバコ自体、吸っても吸わなくてもどっちでもいいのであるが、なんつーか、思考の切り替えと言うか、10時と食後の一服がいつものパターンである。が、しかし、今日は職場に1本のタバコしか持参出来なかった。そして10時、
「長い100sのタバコ半分だけ今吸って、残り半分は食後に吸おう。」そう考えてはみたものの、誰かに見られたら格好が悪い。
「残り半分のタバコをボックス〔箱)にしまっておいて、なにげに取り出しマッハで火を付ければ怪しまれないはず・・。」そう考えてみたものの、残りのタバコをボックスに入れる所を誰かに見られたら身も蓋もない。
「やるにはトイレしかない。」そう思いトイレに向かった。日頃の行いがいい為か、トイレには誰もいなかった。安心し胸を撫で下ろし、ボックスを取り出しタバコをしまおうとしたその瞬間、
「あ”っ!」・・・大事な半分のタバコは万有引力に逆らう事なく陶器の便器に落ちて行った。目的を失ってしまったので、とり合えず小用を足した。その後喪失感の為か社会の窓が全開だったの言うまでもない。